健康においても経営においても「水は低きに流れ、人は易きに流れる」

歳を重ねていくと、健康がどうしても気になりますね…

横から目線の経営参謀・洞口幹生です。
あと半年程度で40歳になるので、
自身の健康というものへの意識が
強くなっています。
家族や従業員やお客様のことが
ありますから、あまり身勝手に
生きてはいられないわけです。

「健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う」
これは、YouTube講演家の鴨頭嘉人さんが
毎週のようにおっしゃっている言葉です。
全てを失うかどうかまではわかりませんが、その失う健康の程度によっては、
健康以外の大きなものを同時に失う
可能性があるのでしょう。

 

 

健康不安の少ないうちに毎日の習慣を少し変えておく方が、健康が悪くなってから大胆に変えるより楽だ

そんなわけで、先月から、毎日のように
晩酌として飲んでいた
ウイスキーハイボールをやめました。
今は、そのハイボール用に箱買いしている
ウィルキンソンの炭酸水を
そのまま飲んで楽しんでいます。

経営についても、会社に体力のあるうちに、
無駄は見直しつつ投資を行い、
収益の柱を太くしたり増やしたりする
行動をしています。

健康についても経営についても、
余裕のあるうちに行動することが
大事だと思っています。

太り過ぎて健康診断で数値が悪くなり、
医師から指導をされてから、
食事を改善して運動をする。
こういう人はそこそこいると思います。
もちろん他人のことですし、
当人や家族が望んだ結果なのであれば
それでいいのでしょう。
ただ、自分の人生に置き換えて考えると、
それは選びたい道とは思えません。

太り過ぎる前に運動して
体型を維持する方が楽だと思いますし、
体が悪くなりすぎる前に治した方が
お金も時間もかからないと思います。
どう考えてもその方が楽です。
少し太った際に走り込んで体重を戻すのは、
体が重くて動きが悪いためパワーが
要るけど、適正値まで戻した体重を
キープするために軽く運動を続けるのは
さほど苦労はしないです。

でも人間というのは易きに流れるので、
運動したり食事を制限するより、
「好きなものを食べて好きなだけ
お酒を飲む方が楽しい!」
「健康診断で数値がよくないけど、
医療機関にかかるのは面倒だし怖いから
行かない方が楽!」
という具合に、楽な道を選ぶんですね。

 

健康管理にも経営管理にも同じことが言える

実際、これまで仕事をしてきて、
様々な経営者を見てきました。

・融資を受けてお金のあるときに
接待や会食と称して頻繁に飲みにばかり
行った結果、体を壊してお金もなくなり
従業員も離れ、借金だけ残った社長
・後輩に格好をつけるために、全員分の
飲み代をカードで支払うということを
続けた結果、リボ払い残高が増えすぎて
運転資金が回らなくなった経営者

外面は羽振りが良さそうで充実してそう
でも、中身はめちゃくちゃ…
という経営者は意外といます。
目の前の楽なことや楽しいことに流されて
行動した彼らの先には、
大変な未来が待っていたわけです。

これを反面教師として、
好きなものを好きなだけ食べて飲んだり
何も考えずお金を使ったりせず、
自分の理念に基づいて考えて
選択して生きていこうと思っています。

お酒をやめるだけでいいわけではないし、
完全にやめる気はないわけですけど、
日常を変えていくことが
とても大事だと思います。